大学院
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研究科長挨拶

研究に没頭する5年間で未来を担う専門家へ

専門性を追求し、学術の進歩に寄与する人材を育成

 博士課程前期と後期からなる人間生活学研究科は、人間生活学部の大学院研究組織です。教育と研究の両立を目的として、各分野の専門的な知識を有する人材を育成します。
 博士前期課程は、食物学専攻、生活環境情報学専攻、児童学専攻、心理学専攻(臨床心理学コース)の4つの専攻に分かれています。
 食物学専攻は、大学新卒者ばかりではなく、積極的に社会人大学院生も受け入れ、現場で生かせる栄養学のリカレント教育を行うと同時にヒトの健康に貢献する研究を行っています。生活環境情報学専攻は、安心・安全かつ快適な生活環境を設計するために、情報にまつわる技能と理論に基づいた新しい情報を構築する力を育成しています。児童学専攻は新学習指導要領の教育目標「児童生徒の『生きる力』の育成」の実現に向け、指導技術のあり方を研究しています。そして、心理学専攻(臨床心理学コース)は、実務経験豊富な教員の指導の下、公認心理師と臨床心理士の受験資格取得を目指し、臨床現場で見出した様々な課題解決に取り組んでいます。
 前期課程での2年間を通して、専門分野について自らの考えをさらに深化させ、専門家に必要とされる高度な知識と技術を身につけることができるでしょう。
 後期課程では4つの専攻を人間生活学専攻としてまとめ、分野の枠を超え応用力を養うことにより総合的な研究に取り組む専門家を育成します。

石堂 一巳
大学院 人間生活学研究科 科長