香川薬学部
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実験動物研究施設

現代生命科学の最先端の教育と研究を担う「縁の下の力持ち」!!

当施設は香川薬学部研究棟の一画に設置されています。 ここでは、病原体検査を受けたクリーンなマウス、ラット、ウサギ、モルモットを導入・飼育することが出来ます。 マウス飼育室が4つ、ラット飼育室が2つ、ウサギとモルモットの飼育室が、それぞれ1つずつあります。

その他に、処置・実験室が2つ、更衣室が3つ、オートクレーブ装置を備えた洗浄室とその準備室などがあります。 遺伝子改変動物を飼育または処置する部屋には、その逃亡防止のために二重、三重の「ネズミ返し」などが設置されています。

当施設の一部はSPF(特定病原体未感染)エリアとなっており、他のよりクリーン度の低いコンベ・エリアも含めて、ほぼ毎日、清掃・消毒が行われ、定期的に検疫も行われています。飼育ケージや床敷きは、全てオートクレーブ滅菌されたものが使用されます。これらの管理のために、現在、1名の専門技術者が常駐しており、現代生命科学の最先端の教育および研究に必要な動物飼育レベル、クリーン度を確保しています。
また、利用者についても、動物実験委員会が定期的に講習会を行って、病原体を持ち込まないための知識・技術と動物倫理の徹底を図り、実験動物への感謝の気持ちを忘れないことを指導しています。そして、人の出入りについても登録磁気カードによって完全に管理されています。このような不断の管理によって、特にSPFエリアの一部では、免疫機能不全の動物の飼育までが可能となっています。

当施設において飼育される動物は全て、文科省の「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」(平成18年6月1日施行)に則り、動物実験委員会によって動物実験の妥当性、倫理性が判断され、最終的に学長による認可を受けた後に導入されるものです。その飼育および処置についても、厳密に同指針に則って行われています。