情報公開
薬学共用試験(CBT・OSCE)
現在、医療現場では医学・薬学の急速な進歩に対応できるよう、即戦力となる薬剤師が求められています。そこで、6年制薬学部では、5年生の時に病院と薬局でそれぞれ11週間ずつの実務実習が必修となっています。その実務実習開始前に薬剤師の指導・監督のもと、実習生は実際の調剤や服薬指導などを体験学習します。そこで、実習生が臨床現場に臨むために必要な知識・技能・態度をしっかり身につけているかを確認する試験が全国の薬科大学薬学部が共通で実施されている薬学共用試験です。この試験は、NPO法人薬学共用試験センターが統括しています。この共用試験は、パソコンを使って知識が評価されるCBT (Computer-based Testing:コンピュータ支援学力試験) と服薬指導及び調剤などをシミュレートして技能・態度・適正が評価されるOSCE (Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験) から構成されており、これらの試験に合格した学生のみが実務実習を受けることができます。
2023年度薬学共用試験結果
実施日程 | 合格者数 | 合格基準 | |
---|---|---|---|
CBT | 本試験 2023年12月2日 追再試験 2024年2月21日 |
33人 | 正答率60%以上 |
OSCE | 本試験 2023年12月17日 追再試験 2024年3月3日 |
34人 | 細目評価70%以上 概略評価5以上 |
共用試験 | 33人 |
質の高い入学者の確保と教育の質の向上に向けてのフォローアップ状況
- 薬学部6年制学科における修学状況(令和6年5月1日現在)
- 薬学部6年制学科における修学状況(令和5年5月1日現在)
- 薬学部6年制学科における修学状況(令和4年5月1日現在)
- 薬学部6年制学科における修学状況(令和3年5月1日現在)
- 薬学部6年制学科における修学状況(令和2年5月1日現在)
- 令和元年度 質の高い入学者の確保と教育の質の向上に向けてのフォローアップ状況
参考:文部科学省HP「各大学における入学試験・6年制学科生の修学状況等」
薬学教育評価
徳島文理大学 香川薬学部は、一般社団法人 薬学教育評価機構(JABPE)による6年制薬学教育に対する第三者評価を2019年度に受審し、2020年3月に同機構が定める専門教育プログラムの認定評価に「適合」していると認定されました。
認証評価
平成16(2004)年4月1日からすべての大学、短期大学及び高等専門学校は、その教育研究水準の向上に資するため、教育研究、組織運営及び施設設備等の総合的な状況に関し、政令で定める期間(7年以内)ごとに、文部科学大臣が認証する評価機関(「認証評価機関」)の実施する評価を受けることが義務付けられています。(学校教育法第109条第2項)
徳島文理大学では、平成22(2010)年度と平成29(2017)年度に文部科学大臣が認証する公益財団法人日本高等教育評価機構による大学機関別認証評価を受け、「日本高等教育評価機構が定める大学評価基準に適合している」と認定されました。
その他
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード