薬学共用試験
CBTとは・・・
CBT (Computer-based Testing:コンピュータ支援学力試験) とはパソコンを使った薬剤師に最低限必要な専門知識・思考力を問う試験で、 大きく10に分けられた専門分野から、310問の多肢選択問題(Multiple choice question)として出題されます。 実際に行われたCBTは単純5択形式(5つの選択肢から正解を一つ選ぶ形式)であり、組み合わせ問題や1問につき複数の正解を選ぶ形式の問題は出題されません。
OSCEとは・・・
OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)は複数のステーション(試験場)を使用して、 1ステーションあたり実技時間は5分、問題を読む時間は1~2分と設定されており、 調剤・服薬指導などの薬剤師としての技能・態度を客観的に評価する臨床能力を評価する試験です。
本学の共用試験対策
CBT対策
CBT対策として、香川薬学部では、1,2年生の年度末(学期末)に専門科目の講義内容をCBT形式で問う学年末テストを実施しています。 これにより、普段の講義がCBTにどうつながるのかを具体的に知ることができ、勉強の目標が明確になって勉強がしやすくなります。 また、3年後期から教員による講義、演習、予備校講義を組み合わせたCBT対策を行っており、 無理なくCBTに合格できる学力を身につけられるようになっています。
OSCE対策
本学では、実務実習事前学習の充実によりOSCEにも十分対応できる能力の形成を図っています。
令和4年度薬学共用試験結果
令和4年度薬学共用試験の結果は以下の通りです。
・ CBT
本試験 :令和4年12月3日
合格者数:29名 (合格基準:正答率60%以上)
・ OSCE
本試験 :令和4年12月18日、追・再試験:令和5年3月5日
合格者数:30名 (合格基準:細目評価70%以上・概略評価5以上)
◎ 共用試験
合格者数:29名