人間福祉学科について
福祉を必要とする人の暮らしを支え心に寄り添うケアができる存在に
社会福祉学とは、一人でも多くの人がしあわせを実感でき、さらにはその人らしく生きることができる社会のあり方を考え、実践する学問です。現代社会には、子どもや高齢者、障害のある人に対する虐待問題、ひきこもりやヤングケアラー問題などさまざまな課題が存在します。人間福祉学科では、このような社会課題に対して、多機関多職種と連携・協働しながら支援する仕事としての社会福祉士や精神保健福祉士の養成を行っています。
特色 Features
福祉援助を必要とする人に助言・指導できる知識を修得01
一人暮らしの高齢者や介護の必要な高齢者、障がい者、養護の必要な児童など、福祉を必要とするすべての人たちが、安心して相談・助言・指導を受けられることが大切です。現場での実習や演習を重ねながら、福祉における専門知識や技術、高い倫理観をもった人材を養成します。
ロールプレイ型演習でさまざまな支援場面を体験02
専門性を深める実習・演習の授業では、「障がい者の地域生活支援」や「就労支援」、「ベッドサイドでの退院後の生活に関する相談」といったさまざまな支援場面を想定します。体験での学びをとおして相手の立場に立って支援ができる姿勢を養い、その後の現場実習にいかしています。
国家資格取得をめざす実践重視のカリキュラム03
急速な高齢化と多様な福祉ニーズの増大に対応していくため、「社会福祉士」と「精神保健福祉士」の国家資格取得を支援しています。現場の即戦力として活躍するために、施設や病院の見学をとおして学び、ソーシャルワーク演習・実習で体験的・実践的に学びます。