ナノ構造科学研究室
分子レベルから化学構造を設計し、機能性高分子材料が医療材料や次世代エネルギーなど、どのように社会に関わっているかを紐解きます。
- 教授:佐藤 一石
主な研究テーマ
- 高分子材料の高機能化基礎・開発
研究概要
高分子材料を使用した産業用製品の高機能に関する研究を行っています。高分子材料は衣(木綿、絹、合成繊維など)食(添加剤、容器、ラップフィルムなど)住(木材、紙、塗料、接着剤など)その他(自動車、DVD、コンピュータ、人工器官、生理用品など)において広く使われており、私達の生活に密着した材料です。私達は超音波診断装置の評価に使用される新たな生体擬似材料の設計・物性評価の他に、リチウムイオン電池に使用される新たな耐熱性微多孔膜(ナノ・マイクロメーターオーダーのとても小さな孔が多数あいている)の作製、物性評価なども行っています。