計算機統計学研究室
コンピュータの仕組みや動作原理を学び、実験結果の処理・解析手法や物理現象の計算シミュレーションなど、今後の研究手段としてのコンピュータを学びます。
- 教授:山本 由和
主な研究テーマ
- 大規模データの並列分散計算と可視化
- データ分析
研究概要
機械学習の手法を利用したデータ解析を行っています。数字や文字の集まりにしか見えないデータをいろいろな統計グラフィックスによって表示すると、今までわからなかったような傾向や特徴などの新しい発見があります。1台のコンピュータでは処理できないような、大規模データは、たくさんのコンピュータを使って並列分散計算します。新しい可視化手法を考えて、それを実現するプログラムを書いたり、たくさんのコンピュータに効率よく仕事を割り振って、計算時間を短くするプログラムを書いたりします。
最近は、ツイッターやアンケートの自由記述欄に注目したデータ分析や観光客の移動経路分析をしています。データを収集するプログラム、データベースにデータを蓄積するプログラム、そして、データを分析するプログラムを作成しています。例えば、データを収集するためのスマートフォンのアプリを開発しました。スマートフォンからデータを受け取ってデータベースに蓄積するプログラムは、インターネット上で利用できるようにします。データを分析するプログラムは、RやPythonやJavaなどの言語で作成します。
【研究室風景】データ分析についてのゼミの風景
【研究室風景】学会での研究発表