薬学部
Pharmacy Pharmacy

生薬研究所

主な研究テーマ

  1. 蘚苔類、高等植物および菌類からの香り物質や生物活性化合物の探索
  2. 複雑な構造を有する生物活性化合物の全合成と新反応の開発
  3. 生物活性化合物の構造活性相関研究および親和性分子プローブや蛍光物質を用いた標的分子の同定
  4. 生薬成分および機能性テルペノイドの生合成に関わる酵素遺伝子の探索と機能解析
  5. アオサおよびアサクサノリの陸上養殖、コケ類培養による香粧品、医薬品、食品への応用

研究所の紹介

私たちの研究所では、天然有機化合物(生物由来の有機化合物)を素材として様々な研究を行なっています。植物や菌類から精製した天然有機化合物の化学構造の解明や、それらの生物活性試験を行います。強い活性化合物または特異な化学構造を持つ化合物は新しい合成の手法を活用して合成しています。一方では、その様な有機化合物が植物や菌類の細胞内で、どの様な酵素で生合成されているのかを分子生物学的な視点から研究をおこなっています。更には、生合成経路の改変や生合成酵素を用いて、より強力な有用天然有機化合物の創生や、これを大量かつ安価に供給することを目指しています。