ジュゼッペ・マリオッティ
音楽学部 学部長
「心より出で、願わくば、再び心に至らんことを」。 ベートーヴェンは自身の音楽についてこのように書いています。素晴らしい音楽家になるために必要なのは、正確に演奏する技術的な能力だけではありません。知識、伝統、そして創造力が、若い音楽家の成長には欠かせないのです。文理大学のアットホームでありながら、互いに高め合う環境のなかで音楽を学ぶことによって、みなさんの大学生活は生涯忘れられない、貴重な経験へと変わっていくでしょう。
「心で目一杯音楽を表現し、そしてそれが聴衆の心を動かし、感動を与えることができる」。そんな音楽家を育てることこそが、私たちの責務だと考えています。これこそが、ベートーヴェンが彼自身の音楽と言葉で教えてくれたことなのです。
私たち教職員全員が一丸となって、みなさん一人ひとりを全力でサポートし、そしてベートーヴェンの理想を実現させたいと考えています。さぁ、私たちといっしょに、人々の心に響く音楽を創り上げていきましょう!