公開日 2021年11月10日
歯石には歯肉より上部の歯面に付着する歯肉縁上歯石と、歯肉縁下の歯根周囲に付着する歯肉縁下歯石があります
歯周病の予防と治療はこれらの歯石を取り除いて、歯根面を滑沢にすることによって行います
この術式をスケーリング・ルートプレーニング(SRP)と呼びます
SRPには刃先の鋭いグレーシー型キュレットなどの器具を用います
学生はビデオカメラを使ったデモによって、器具の操作方法の説明を受けます
講義やデモで学んだ後は、マネキン模型を用いたSRPの練習です
縁下歯石の除去には、特に正確な器具の操作が求められます
実習室で模型を用いて練習を積むことで、病院や診療所などで行う学外での臨床実習に備えます
この実習は2年生後期の授業、口腔疾患予防学Ⅰの一部として行ってます