公開日 2024年11月26日
海陽町の海藻ラボ株式会社と徳島文理大学、徳島県、徳島大学等の産学官連携で取り組んできた研究活動が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のベストプラクティスに選定されました。
ベストプラクティスは、世界中から応募のあったプロジェクトの中から、選定委員の審査により、本万博のテーマとの親和性の他に、インパクトの確実性、地域展開の可能性など、よりよい未来への貢献性に期待できるプロジェクトが選定されています。
大阪・関西万博では、「海藻が 人と海を 豊かに、健康に。」をテーマに、チーム名:海藻ラボとして本学も共創メンバーとして参加し、会場内のベストプラクティスエリアでの常設展示やバーチャル万博内で、取り組み等を発信する予定です。
海藻ラボ株式会社とは?
2016年に本学薬学部兼生薬研究所の山本博文教授が、海藻に付着するバクテリア(海藻-バクテリア共生関係)に着目し、海藻の付着バクテリアが生合成する藻類成長促進因子を利用して、食用海藻の新たな種苗培養法を開発しました。
その後、水槽での短期間養殖に成功したことを契機に、徳島県水産業の成長産業化及び関連産業の振興に関する協定(マリンサイエンスゾーン協定)のもと、産学官の共創事業がスタートし、陸上海藻養殖の研究と実用化を目指す目的で、海藻ラボ株式会社が設立されました。
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