福祉ロボット工学チーム人間支援工学研究室
質量保存・運動量・角運動量・万有引力などの基本法則をもとに、対象の挙動を論理的に解析することを学びます。
- 福祉ロボット工学チーム チームリーダー 教授:藤澤 正一郎
主な研究テーマ
- 障害者や高齢者にやさしい移動支援技術に関する研究
- 学習制御による福祉機器のインテリジェント化に関する研究
研究概要
環境に配慮しながらも視覚障害者の移動を支援する点滅光源の開発:弱視者の移動を支援するために、路面に発光物を敷設して移動の安全を確保している。 発光体の視認性は点灯のままより点滅させた場合の方が高いことはよく知られているが、周辺環境との親和性は悪くなる。 そこで、環境にやさしい点滅光源の開発を目指す。
ディープ・ラーニングを用いた視覚障害者の移動支援:視覚障害者が単独で横断歩道などを渡る場合などは危険を伴う。視覚障害者の歩行特性をディープ・ラーニングによる機械学習を行い、横断中の視覚障害者を特定し、迅速で適切な支援が行えるシステムの開発を行う。
高齢者や視覚障害者の外出を手助けする癒し系ロボットの製作:屋外では高齢者、視覚障害者の移動支援を行うロボットであるが、普段の屋内ではペットロボットとしても活用ができる人とコミュニケーションが行える学習機能を備えたロボットの製作を目指す。
【研究室風景】横断歩道口に敷設した発光ブロック(夜間)