ゲノム医科学研究室
化学物質の構造、性質、機能について学びます。これらの基礎知識を踏まえて、身近な物質と我々の生活との係わりについての理解を深めていきます。
- 教授:大島 隆幸
主な研究テーマ
- がんウイルスによる発がんメカニズム
- タンパク質の翻訳後修飾を介した機能変換
研究概要
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス、また白血病や肝炎の原因ウイルスなど私たちの身の回りには様々な病原性ウイルスが存在しています。これらは日頃の生活習慣に注意を払うことによって感染を防ぐこともできますが、不慮の事故による輸血などを介して感染してしまう場合もあります。ゲノム医科学研究室では、科学の力でこれらウイルス感染症によって苦しむ人たちを一日も早く、一人でも多く救えるように日々研究に邁進しています。その研究成果は、国内外での学会発表にとどまらず、一流国際誌へ積極的に発信していきます。
私たちは科学のチカラで、これらウイルス感染症によって苦しむ人たちを一人でも多く救うために、病原性の解明や新しい感染予防法について研究しています。
当研究室は「理系女子」が多いのが特徴です。恐らく先輩女子学生たちの活躍が刺激となり、良いロールモデルになっているためだと思います。例えば日本学術振興会特別研究員(DC1)に採用、世界の女性科学者トップ15名に贈られる「ロレアル・ユネスコ女性科学賞国際新人賞受賞、国際学会の口頭発表に選出、impact factor が6.5点を超える国際誌へ筆頭著者として報告、など、すべて当研究室の女子学生たちが達成した成果です。