公開日 2022年02月25日
卒業論文タイトルの紹介
卒業論文、いわゆる、卒論は、大学4年間の学びの集大成です。学生が自分自身でテーマを選び、調査・研究をし、約1年間かけて論文にまとめます。必修科目ではありませんが、就職活動で忙しい中、多くの学生が選択しています。以下では、学生が書いた卒論のタイトルを掲げました。
英語関係の学科の卒論というと、英文学を連想しがちですが、論文のテーマは、決して英文学に限りません。文学も文化・言語の研究も、突き詰めると、人間研究です。その多様性は、下記の卒論のタイトルを見れば、わかると思います。皆さんも、自分の興味あるテーマで思い切り勉強して、それを1つの成果にまとめてみませんか?
2021年度
- アメリカの貧困と医療
- 香川県に外国人観光客を増やすには
- オスカーシンドラーは如何にして英雄となり乎
―『シンドラーのリスト』におけるホロコーストと戦争への抵抗― - さえない彼女が輝く日
―映画The Devil Wears Prada におけるカメラワーク― - スパイダーマンと変わりゆく時代
- ビアトリクス・ポターと「ピーター・ラビット」の世界
- 伊藤計劃『虐殺器官』におけるアメリカの罪と罰
―伊藤計劃にとっての虐殺とは― - 女性ヒーロー語るなんて10年早ぇよ!
―平成ライダーとMCUにおけるジェンダー観― - アリス・ウォーカーの『カラー・パープル』におけるセリーの成長
2020年度
- Black Opsは歴史をどのように表象するのか
- 教育実習を通して見えた中学校英語教育の問題点とその解決策
~アクティブ・ラーニングの観点から~ - MCU世界におけるdomesticationの諸問題 ~家族的連帯の獲得~
- Everything is connected.
ー英国ファッションデザイナー達のエシカルファッションへの取り組み - Are We Living in a Prisoner's Dilemma?
- 『八月の光』が示す光とは?-Faulkner's Southern Society
2019年度
- ジョージ・エリオットの『サイラス・マーナ―』における登場人物の変化について
- セント・ジョンはどのように描かれてきたのか?
ーシャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』における映像化の問題 - BLACK AND WHITE ITS OUTTA SIGHT~HairsprayにおけるIntegration
- シミュラークルとパレード ―ウォルトの理想と夢の国―
- YouTubeを巡る現代人の欲求
- 『サイラス・マーナ―』における人間関係、社会の問題、家族の問題について
2018年度
- 仮定法の理解
- バイリンガルに育てる第一歩
- オメガバースの世界観~その設定の意義~
- 関係詞節の用法
- カナダの言語事情
- overを用いた句動詞のイメージ
- 僕を否定すれば破滅する~Hedwig and the Angry Inchにおける愛~
- 映画『TIME/タイム』におけるアメリカ資本主義批判
- 小説を原作とする映像作品の比較―『高慢と偏見』を中心に
2017年度
- 英語検定教科書と文学教材
- 監視する惑星―『紙の民』における語りをめぐる戦い
- 娯楽から芸術へと変化を遂げた舞踊 ~バレエの変遷と美~
- 『フランケンシュタイン』における家族の問題
- 『ダブリナーズ』の「エブリン」、「下宿屋」、「母親」における服従の関係
- モータリゼーション:その発展と社会形成要因としての役割
- This is our land!
~ウェス・アンダーソン『ムーンライズ・キングダム』におけるイノセンス~ - ディズニーランドから見る現代ツーリズムにおける宗教的要因