公開日 2020年07月27日
2020年7月19日(日)、オープンキャンパスを開催しました。
徳島文理大学のオープンキャンパスでは、感染症対策をしっかり行い実施しています。
今回、香川薬学部では、学部説明会、模擬薬局体験「一日薬剤師体験」、サイエンスミニキャンプ「食の安全性と熱中症の暑さ指数などを調べてみよう」、「薬剤師ってすばらしい!」、研究室体験学習、進路相談等を行いました。
今回は、サイエンスミニキャンプ「食の安全性と熱中症の暑さ指数などを調べてみよう」を紹介します。
「食用油の変質(劣化)」
薬学部では、医薬品に関することだけではなく、食品や栄養に関連するさまざまな事柄についても学びます。食品は、酸素や光、熱などのさまざまな要因により変化が生じ、風味が落ちたり、食べれなくなったりします。身近にある食用油も同じです。
食用油は空気中の酸素によって酸化し、過酸化物を発生します。今回の体験学習では、変質(劣化)油にどのくらいの過酸化物が含まれているかをヨウ素デンプン反応で検出し、滴定操作によって定量するという実験を行いました。
「環境温度の測定」
薬剤師の仕事には、教室の明るさや換気の状態、水道の水質など、授業を受ける環境を調べ、必要に応じて改善の提案をおこなう「学校薬剤師」という仕事があります。
今回は学校薬剤師が行う環境衛生検査の1つである、教室の温度、湿度、体感温度、熱中症の指標である暑さ指数について、アスマン通風乾湿計、カタ温度計を使用して測定しました。
今回のオープンキャンパスは、皆様のご協力もあり、滞りなく終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
次回のオープンキャンパスは8月 8日(土)です。
皆様のお越しをお待ちしております。
香川薬学部広報委員会