公開日 2019年08月10日
8月10日(土)、「徳島文理こども大学」を開催しました。
本プログラムは、昨年度を最後に惜しまれつつも終了した香川県教育委員会の委託事業「かがわこども大学」を、徳島文理大学が引き継いで開催したものです。
開催時刻に先立って、参加者の補助をお手伝いしてくれる学部生らは、打ち合わせや準備を行い、万全の態勢を整えてくれました。
彼ら無しではこういったプログラムの開催はほぼ不可能です。
いつもいつも本当にありがとう!
お薬クイズ大会
開催時刻になりました。
20名強の小学生達は、香川薬学部の医薬品情報室(DI室)に集まって、お薬に関するクイズを行いました。
「薬局と薬店って何が違うの?」「お薬を飲み忘れたのに気がついたらどうしたらいいの?」など、難問だらけでしたが、全問正解を叩き出す“薬剤師の金の卵”もいました!
薬包紙体験
クイズ大会の後は、模擬薬局室に場所を移動して、3つの調剤体験を行いました。
1つ目が「薬包紙体験」です。
現代では、時代劇などで悪代官が毒殺されるシーンくらいでしか目にする機会のない、粉薬を薬包紙を用いて手作業で包む作業を体験してもらいました。
1回分のお薬(今回は、グラニュー糖です)を量り取って、丁寧に薬包紙で包んでいきます。
薬剤師なら皆、この手作業の方法を学んでいるんですよ。どうしてかって?ヒントは「災害」と「停電」です!
軟膏調剤体験
次いで「軟膏調剤体験」を行いました。
2種類の軟膏を軟膏板上でよく混ぜ合わせて、軟膏つぼに入れれば完成です!
自動分包機体験
最後に「自動分包機体験」を行いました。
どうすれば患者さんが飲み間違えたり、飲み忘れたりしないかを考えながら調剤を行ってもらいました。
「こども薬剤師」ライセンス授与
皆さん、よく頑張りました!
本日のプログラムを体験していただいた皆さんには、香川薬学部から「こども薬剤師」のライセンスを授与させていただきます!
短い時間でしたが、薬剤師のお仕事に触れてみてどうだったでしょうか?
今日の「こども薬剤師」の中から、未来の「薬剤師」や医薬品の「研究者」などが生まれてくれると本当に嬉しいです。
また会えるのを楽しみにしています!
ご参加いただいた生徒の皆様及び保護者の皆様、ありがとうございました。