２０１９年８月３日（土）、オープンキャンパスを開催しました。

THE・夏！
ギラギラの太陽で気温３０˚Cを超える中、徳島文理大学香川キャンパスの４度目のオープンキャンパスが開催されました。

今回、香川薬学部では、学部説明会、模擬薬局体験学習「一日薬剤師体験（保湿ローションの調剤体験）」、サイエンスミニキャンプ「生薬の成分を調べてみよう！」、研究室体験学習、進路相談等を行いました。
その一部を紹介します。

ようこそ！香川薬学部へ

連日、茹だるような暑さが続いており、当日も当然のように真夏日でした。
そのような中、たくさんの方にご来校いただきました。
ようこそ！香川薬学部へ。
宮澤学部長によるウェルカムスピーチの後、香川薬学部について知っていただくための「学部説明会」を行いました。
先輩たちは、香川薬学部を卒業後にどんな職業に就いているのかや、香川薬学部の薬剤師国家試験の合格率ってどの程度なのかなどの説明をしました。
（ちなみに、第104回薬剤師国家試験の大学別国家試験合格率については、厚生労働省のページをご覧ください。）

サイエンスミニキャンプ「生薬の成分を調べてみよう！」

サイエンスミニキャンプでは、「生薬の成分を調べてみよう！」を行いました。
生薬は天然由来の医薬品であり、様々な有効成分を含んでいます。
本日は、生薬の１つである「チンピ」について、日本薬局方の確認試験を用いて、その成分を調べてみました。
これらが生薬のサンプルです。
「チンピ」を0.5グラム程正確に量り取ってきます。

ここに、メタノールを加えて、成分を抽出してきます。
ろ過した液体に、マグネシウムと塩酸を加えると！？

みるみる内に色が変わっていくではありませんか。
この美しい赤色の色素は、赤い花の色素と似た成分らしいです。
自然の摩訶不思議さを体験することができました。

研究室体験学習

研究室見学では、マウスの行動実験などから脳機能の解明を目指す「生命物理化学講座」と、変敗油の有害性を解き明かして人々の生命と健康を衛る研究を遂行している「衛生薬学講座」の見学を行いました。

一日薬剤師体験（保湿ローションの調剤体験）

模擬薬局体験学習として、「一日薬剤師体験（保湿ローションの調剤体験）」も行いました。
尿素と親水クリームと精製水を丹念に混ぜ合わせて、お好みの香りをつければ、「保湿ローション」の完成！
なかなか難しいのもです。

さらに、自動分包機や昔ながらの分包方法などの体験も行いました。

オープンキャンパスにご参加いただき、ありがとうございました！

あっという間に時間が過ぎ、帰りの送迎バスが出発する時間となってしまいました。
オープンキャンパスにご参加いただいた方々、貴重なお時間を我々に預けていただき、本当にありがとうございました。

次回は８月１８日（日）に開催！

次回のオープンキャンパスは８月１８日（日）です。
次回も、皆様のご参加をお待ちしております。

過去のオープンキャンパス・レポートはこちら

過去のオープンキャンパス・レポートもあります。合わせてご覧いただけると幸いです。