２０１５年　８月２２日（土）　香川薬学部オープンキャンパス・レポート

公開日 2015年08月25日

２０１５年８月２２日（土）、オープンキャンパスを開催しました。
秋の雰囲気が感じられるようになってきた夏の終わり、天候にも恵まれ、多くの高校生や保護者のみなさんがご来校くださいました。

校内を頼もしい先輩たちが案内します。綿密な打ち合わせを行っています。
生活のこと、勉強のこと、大学についてなど、なんでも質問してください。

香川薬学部では、学部説明会、模擬薬局体験学習「一日薬剤師体験」、サイエンスミニキャンプ「ビタミンから薬のシード化合物を合成しよう」、研究室体験学習「大学の研究室を見学してみよう」、進路相談等を行いました。その一部を紹介します。

香川薬学部内を案内する前に、薬学での勉強や就職状況から学生生活まで、香川薬学部に関する様々なことを説明する「学部説明会」を開催しています。

先輩たちは「薬学部の勉強は忙しいけど、それだけではありません！」と楽しい学生生活の様子を紹介しました。

教員からは、薬剤師という職業の責任とその責任を果たすために必要とされる勉強等についてお伝えしました。

模擬薬局では薬剤師業務の一部を体験できます。

今回も、保湿作用のあるローションの調剤体験を行いました。化粧品にも含まれる保湿作用のある尿素を量り、精製水とグリセリンに溶かしました。そのあと、ローズやラベンダー等の香料を加えて、自分好みの香りのローションを作製しました。

サイエンスミニキャンプ「ビタミンから薬のシード化合物を合成しよう」を行いました。
シード化合物とは、薬の元になる可能性を持った化合物のこと。今回は、リボフラビン（ビタミンB2）を出発原料として、実際に研究室で行っている化学反応を体験してもらいました。

ごく少量の試薬の扱いに、多少苦労するところはあったようですが、試薬を反応させることにより、黄色い試薬が赤茶色に変わり、合成に成功したことがわかりました。目に見える化学反応に、びっくりしている様子で、化学の面白さを体験できたのではないでしょうか？

次回のオープンキャンパスは９月２７日（日）の予定です。皆様のお越しをお待ちしております。