公開日 2024年01月15日
今回の実験は、卵の熱凝固性に対する添加物の影響を調べました。
まず、試料を準備します。卵液+牛乳、卵液+牛乳+砂糖、卵液+だし汁、卵液+だし汁+食塩の4種類です。
卵は割りほぐし裏ごししてから、他の材料も計量器を使って正確に計量します。
それぞれ混ぜ合わせたらプリン型に入れ、温度に気を付けて蒸します。
蒸し上がったら水冷します。
型から出す前と出した後の高さを測定し、歪み率を算出します。
4種類きれいにできました。状態を観察した後人数分に分けます。
1人ずつ官能検査を行います。
官能検査は人間の目・耳・鼻・舌・皮膚の感覚器官を計器として行う測定方法で、好ましい状態かどうか判定する方法です。
官能検査中は相談などせず無言で、自分だけの感覚で判定します。
皆さん真剣です。
検査終了後、算出した数値を表に記載します。
実験終了後、表に記載された数値を検討していきます。
条件を変えて作ることで、普段あまり意識していない、硬さや食味などへの影響に気付くことができます。
なかなか面白いですよ☆
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短期大学部 生活科学科 食物専攻