公開日 2023年12月26日
私たち食物専攻では、エシカル消費の学びの一環で、徳島県でも問題となっている駆除されたシカの有効活用の1つとして、シカ肉を美味しく頂くための料理考案とその普及活動を実施しています。
今年も献立を考えて試作をし、これなら皆さんに食べてもらいたいと思える美味しいシカ肉料理の自信作ができました!
学内食堂パウゼのTFTランチ提供日に合わせて、11月21日(火)にご提供。あおさシャンテリーヌソースは、薬学部 山本博文教授による世界初の陸上養殖 「あおさのり」を使用し、 徳島県特産スダチ果汁とあわせた爽やかなドレッシングです。
メニュー名も、仲間で意見を出し合って⇒「スパイス香る!鉄分たっぷりシカ肉ドライカレー」に決定!シカ肉は、鉄分が豊富で高たんぱく、低脂質といった特徴があります。
ご購入者様には、私たちのコンセプトを紹介するチラシを配布させていただき、食べた後のご感想をアンケート形式でお願いしました。この1食で鉄分は4.7mg確保でき、一般成人の1日に必要な鉄分量に対して60%程度が確保できます。シカ肉の魅力って素晴らしいんです。野菜もたくさん使っていて、1日の野菜目標量:350gにしてて約50%は確保できる献立でした。
この日は、徳島新聞社様からの取材も受けました!始めての取材にドキドキしつつ、食物専攻の学びやレシピ開発、今回の料理について質問に答えました。
TFTランチの前売り券を購入して下さった学生さんからも、「美味しかった」と言われて、とっても嬉しかったです。この取材内容は、11月23日(祝日)の徳島新聞書面およびデジタル版の両方に掲載されました。ありがとうございました。
食後の感想コメントより抜粋してご紹介:「以前から鹿肉料理には興味があったけれど、なかなか食べる機会がありませんでした。今回を機に鹿肉をとても美味し く食べることができて嬉しかったです。お腹いっぱいに食べることができ満足しました。 あおさのシャンテリーヌソースが爽やかで、ドライカレーの辛味をおさえてくれてなお、美味しく頂きました。」
ありがとうございました。
「なぜシカ肉なの?」・・・詳しくは、こちらをご覧ください⇒短期大学部ホームページ掲載「エシカル消費~シカをごちそうに~」
TFT(TABLE FOR TWO)・・・本学が参加している社会貢献TFTランチに支払った金額のうち、20円分が開発途上国の学校給食に寄付金として贈られる活動で、私たち学生にもできる寄付の方法。とっても素敵な取り組みです。