公開日 2023年12月08日
こんにちは!言語コミュニケーション学科です!
本日もクリスマスの話題からひとつご紹介します。
アメリカでの語学研修でたまたまクリスマスを経験した学生が
「先生、アメリカにはクリスマスケーキがないんですねー。驚きました。」
と報告してくれることがよくあります。
つまり、その学生の想像しているのは上のようなものですが、
実際には次のような、ドライフルーツ入りのケーキが定番なのです。
日本にある、白いクリームとイチゴのデコレーションケーキの方がむしろゴージャスですよね。
クリスマスは西洋のイベントですが、
日本でいわゆる最初のクリスマスケーキが流通するようになってから、
実に100年以上も経っている訳で、日本のクリスマスケーキというものも、相当な伝統があるのです。
では、この日本式のクリスマスケーキを英語にするとどう表現したら良いのか、
ということを「異文化コミュニケーション」という科目で触れています。
ところで、英語圏でのクリスマスで定番のスイーツはむしろ、下にあげた2つになります。
左はgingerbread man(gingerbread cookie)で、右がcandy caneですが、
日本人に広く知られるようになったのは比較的最近とみえて、
どちらもカタカナ語のジンジャーブレッドマンとか、
キャンディケーンと表記される場合が多く、
しょうがクッキーとか紅白の杖の飴などと表記されることはあまりない模様です。