公開日 2023年12月08日
こんにちは!言語コミュニケーション学科です!
さて本日は「英米文化論」の授業から。
毎年11月末に、日本では「勤労感謝の日」がありますが、アメリカでは「感謝祭(Thanksgiving Day)」があり、それぞれ国民の休日となっています。
アメリカの感謝祭は秋の農作物の収穫をキリスト教の神に「感謝」するもので、この祭でよく見かけるのは七面鳥とカボチャです。
巡礼の父(the Pilgrim Fathers)と呼ばれるイギリス人が1600年代、最初にアメリカに着いた時、いろいろ農作物の育て方に苦労した中、アメリカ先住インディアンから紹介された七面鳥がよく育って収穫に結び付いたところから、アメリカでは何かにつけてお祝い事には焼いた七面鳥が出てきます。
また、アメリカで良く収穫されるカボチャのパイも祝日の食べ物の象徴です。
クリスマスにも七面鳥は欠かせないものとなっていますが、日本ではほとんど見かけません。
例えば、古典的なアニメの『トムとジェリー』などにも豪華な食卓に丸焼きの大きな七面鳥が置いてあるというシーンがたびたび見られます。
家族みんなで七面鳥を食べながらNFLを見て、団欒のひと時を過ごす。それが「感謝祭」の伝統です。
そしてその「感謝祭」の翌日が「ブラック・フライデー(Black Friday)」。
朝から晩まで買いまくる(“From 4 A.M. to 10 P.M")、財布のひもが緩みっぱなしの一日です!