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食物専攻:臨床栄養学実習で高齢者のソフト食(スマイルケア食)を作りました

公開日 2017年07月03日

病院や老人保健施設等では、食べ物を飲み込む力が弱っている人(嚥下障害の人)に、食材を細かく、軟らかく調理された食事が提供されます。
この日は嚥下障害のある人が食べやすいように調理する実習を行いました。
ごはんは炊くときに粉ゼラチンを入れ、のど越しをよくします。

シューマイは、中の具材を細かく切るのはもちろんですが、肉だねに卵の素(卵黄とサラダ油を同量合わせたもの)を加え、口当たりをよくします。皮も包むのではなく、千切りにしてまぶします。

レンコン汁は、具材を1㎝ほどの食べやすい大きさに切ります。レンコンはすりおろして最後に加えます。

その他、ゼラチンで作ったゼリーは常温で溶けやすいので食べやすく、嚥下状態によって濃度を調節します。
献立は、親子ずし・菊花シューマイ・レンコン汁・牛乳のミントゼリーです。

試食する時に聴診器を使い、きちんと飲み込めているか、音を確認しました。