公開日 2017年06月14日
6月8日の文理学では、食物専攻1年生が保育科1年の学生と共に、茶の湯・茶道について教わりました。
講師は食物専攻の長尾久美子先生です。
抹茶の作法をはじめ、様々なお茶の楽しみ方やお茶の作法を日常に生かす方法など講義をして頂きました。
その後、お茶の作法を守りながら、実際にお菓子とお抹茶を頂きました。
まずお菓子を頂きます。菓子名「落とし文」、季節感あふれる上生菓子です。
次に、一人一人自分でお抹茶(薄茶)を点ててみました。
茶筅を動かすことによって空気を取り込み、きめの細かいふんわりとした泡が立ちます。この茶筅の扱い方に、皆さんなかなか苦労していました。またお湯の量が多すぎると、きれいな泡が立ちません。やはり適量というものが大事です。
先生の茶筅の動かし方は、なかなか真似できないようです。先生の立てたお抹茶はとても美味しそうです!
慣れないお茶の作法に戸惑いながらも、それでもまずまずの仕上がりになったのではないでしょうか?
茶道の心得は、お抹茶を頂く時だけでなく、日常生活を美しく、豊かなものにします。忘れられかけている日本人としての精神・魂を、今回少しだけ見つめ直すことができたと思います。