12月19日に全学共通教育センター主催による「教員・保育士等 合格体験発表会」が開催されました。

本発表会は例年、児童学科・心理学科・人間生活学科の各学科から、教員や保育士等を目指す学生が参加する行事です。

当日は学生が司会・進行を担当し、幼稚園・小学校教諭、公立保育所（園）・認定こども園等の保育士をはじめ、中学校・高等学校教諭、養護教諭などに現役合格した学生が登壇しました。

発表では、それぞれの合格までの体験談に加え、後輩に向けた熱いメッセージが語られ、会場は和やかな雰囲気の中にも、ユーモアと熱意が感じられる時間となりました。

本発表会が、11月17日に掲載した「教員採用試験（養護教諭）報告会」と異なる点は、養護教諭に限定せず、教職・保育職全般を対象としているところです。

そのため、教職教養などの共通科目について、さまざまな工夫や学習方法を知ることができる貴重な機会となりました。

全体会終了後には分科会が行われ、前回よりもさらに踏み込んだ内容で話を聞くことができました。
「気持ちが疲れたとき、どのように乗り越えていましたか」
「自分の強みを面接で生かすとは具体的にどのようにしたのですか」
「どのようなことを大切にして取り組みましたか」
など、多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。

養護教諭は狭き門ですが、現役合格した先輩の体験を聞くことで、今後の学習や時間の使い方を具体的に考え、将来像を描く良い機会となりました。