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子ども役になりきって学ぶ ~ 模擬保育で深まる“保育のリアル”

公開日 2025年06月11日

今,児童学科では模擬保育や模擬授業が盛んに行われています。

先日は,「おさかなさん こんにちは‼」という模擬保育が行われました。

模擬保育を行う朝には,教室はすっかり模擬保育モードに変わっていました。

3歳児を想定し、水族館見学をテーマにした事前指導の活動です。ちぎった色紙を紙皿に貼って魚を作る造形遊びに、“子ども役”の学生たちも夢中。

保育者役の学生は、年齢に応じた声かけや援助の仕方を工夫しながら活動を進めていました。

 

模擬とはいえ、その場に流れる空気はまるで本物の保育現場のよう。学生同士で真剣に取り組むからこそ、保育者としての目線・子どもとしての感じ方の両方が見えてきます。

 

このような模擬保育を通じて、学生たちは知識だけでなく実践的な力を少しずつ身につけていきます。相手を思いやり、状況に応じて柔軟に対応する力――それは、将来子どもと向き合う上で欠かせない“保育者のまなざし”を育てる大切な時間です。

 

おさかなさん こんにちは おさかなさん こんにちは