コロナ禍によって遠隔での実施となった毎月恒例の卒業生研修会（ZOOM）ですが，不幸中の幸いで県外などから参加がしやすくなりました．

今月も下記の要領で，実施しております．

今回の研修会は、卒業生である岩野巧先生（2期性：徳島健生病院）より「運動器の理学療法」また、川手直樹先生（5期生：廿日市記念病院）より「ウェルウォークの効果を検討した一症例」というタイトルでご講演していただきました。

 

 

岩野巧先生には、これまでの日本の理学療法の流れや現状・課題と今後の理学療法に必要なものについて詳しく解説していただきました。理学療法診断において、同じ医学的診断名でも異なる運動パターンが存在するため介入方法が異なることについて考え、具体的な評価方法について学ぶきっかけとなりました。

 

 

川手直樹先生には、脳梗塞による歩行障害に対してウェルウォークを用いた歩行練習を実施した症例を紹介していただきました。ウェルウォークの利点や問題点、活用方法など詳しく解説していただきました。難易度の調整方法や特性を知ることでより深くウェルウォークの機能について学ぶことができました。

 

 

岩野先生、川手先生、お忙しいところ貴重なご講演をしていただき、ありがとうございました。

 

2023/9/12(火)19:00~20:00

岩野巧先生（2期性：徳島健生病院）: 「運動器の理学療法」

川手直樹先生（5期生：廿日市記念病院）: 「ウェルウォークの効果を検討した一症例」

 

文章：天満病院　眞柴更羅