公開日 2020年08月11日
香川キャンパスでは今年度3回目のオープンキャンパスが8月8日の土曜日に行われました。
県内では今日までに多くの高校が夏休みに入っていますが、
昨今の感染拡大の報道や外出自粛意識の高まりなどにより、
来場して頂いた方々の人数は例年に比べるとやはり少なかったようです。
それでも、当科および臨床工学科には合わせて40名を超える方々が来場され、
教職員および学生スタッフは足を運んで来ていただいた方々に大変感謝するとともに、
感染予防を強く意識しながらも丁寧に応接させていただきました。
さて、 今回のご紹介では学生スタッフの活躍を取り上げたいと思います。
まず、午前中は学生スタッフ全員が案内や受付を担当します。
写真は午前中の受付の様子ですが、
この業務はどうしても対面での会話が避けられませんのでフェースシールドも着用して応接していました。
また、午後は体験学習が始まるため学生スタッフはそのアシストを行いますが、
まだ来場する方に備えて、今回は学生2名が待機していました。
待機中もフェースシールドをつけて暑さに耐えながら頑張っています。
午後の体験学習は学生スタッフが説明や機器操作などのアシストを行います。
このような場は学生にとっても大変勉強になるようですが、
今回はそのような場面を少し写真でご紹介します。
X線装置の説明では診断装置の操作や診断画像の説明、
あるいは検査で使われる検出器の説明などを行っていました。
また、乳房X線撮影装置では構成や操作に加えて実習でどのようなことを学ぶか、
なども説明されていました。
CTではX線ビームの照射位置が確認できる機能などを動作させながら
その使い方について説明されていたようです。
放射線計測のコーナーでは、放射線の取り扱いは教員が行いますが、
その記録や数値の説明などでアシストが行われていました。
さらに、超音波装置では実際に人体ファントム(操作や画像実習で使える模型)を
置いて操作や画像についての説明が行われていました。
また、核磁気共鳴装置(MRI)は強い磁場のため
来場者の方に検査室内に入っていただくことは控えましたが、
この装置を室外から紹介しながら特徴などが説明されました。
今回のオープンキャンパスは来場者の方々が例年よりも少なめだったとはいえ、
いつもながらの学生スタッフの活躍もあり、
来られた方々には有意義な時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
この後も8月23日および9月13日に行われる予定ですが、
引き続き感染予防を十分に行いながら教職員および学生スタッフ一同お待ちしていますので、
ぜひとも積極的なご参加をよろしくお願いいたします。