学科長の鶯春夫教授（医学博士）が「徳島県表彰」を受賞し，令和2年6月2日（火）に徳島県庁にて表彰されました。

 
鶯教授は長年徳島県理学療法士会において、徳島県下の保健衛生の向上に貢献してきました。
 
その中でも特に注力してきたのが，地域在住高齢者の健康の増進，介護予防に関する活動です。
高齢になると運動する機会が減り，筋力の低下や関節の硬さが現われます。
それらがより活動の低下を引き起こすといった悪循環をまねきます。
そしてややもすると，転倒やそれによる骨折，生活習慣病などの様々な疾病を引き起こします。
 
それを防ぐために，「自分たちの健康は自分たちで守ろう」という考えのもと，
地域高齢者が楽しみながら継続できる「いきいき１００歳体操（徳島版）」を県内各地で展開しました。
テレビ放送も多数行われているため，ほとんどの徳島県民の皆様がご存じかと思います。
 
今回はその成果に対して徳島県知事から感謝のお言葉を頂きました。
継続は力なりということはよく言われますが，続けることほど難しいことはありません。
 
地域高齢者の生活の質を向上させるために実直に活動してきた鶯春夫教授を，
理学療法学科全体でお手伝いしていきたいと思っております。
また，このような活動には当学科の学生もお手伝いをしてくれています。
「自分が生まれ育った地域に貢献したい」という強い熱意を持った学生の入学をお待ちしております。
 

【鶯春夫教授の徳島県理学療法士会における活動歴】
（平成 5年4月～平成 7年3月）老人福祉部部長
（平成 7年4月～平成20年3月）地域リハビリテーション部部長
（平成20年4月～平成26年3月）徳島県理学療法士会 副会長兼社会局局長
（平成26年4月～現在）徳島県理学療法士会会長
（平成29年 6月）日本理学療法士協会協会賞授賞
（平成29年11月）第46回四国理学療法士学会学会長
（平成31年 5月）第54回日本理学療法学術研修大会大会長