公開日 2020年03月05日
2月20日に診療放射線技師の国家試験が行われ、当科からも多くの4年生が受験しました。
この試験の合格を目指してこれまで頑張ってきただけに、その日はさすがに緊張した様子で朝7時頃から志度駅に向かう学生の姿が多くみられましたが、多くの学生が実力を発揮できたのではないかと期待しています。
発表は3月23日です。
さて、今年度も学生のいろいろな活躍がありました。
特に4年生は卒業研究も行いますのでその成果の学外発表も行われます。
写真は卒業研究発表会の様子ですが、この発表会で内容やプレゼンテーションが特に優れた学生は学外でも発表してもらうように学科として勧めています。
そのひとつとして、今年は香川県技師会との連携が発足したこともあり、10月6日(日)香川県立文書館において香川県診療放射線技師会 第1回学術研修会が開催されました。
内容は3部構成で、第1部は話題の医療法改正に伴う線量管理システムについてメーカーによる情報提供講演でした。
第2部にて、診療放射線学科4年生3名による卒業研究発表を行いました。MRIにおけるファントムスタディのための基礎検討や自作ファントムよる画質評価に関する研究内容であり、しっかりと発表できました。
第3部では県下5施設の会員による症例報告などの発表でした。
香川県診療放射線技師会との連携協定が締結され、学生が本格的に技師会行事に参加する記念すべき研修会となりました。
学生にとって大変良い機会であり今後も参加したいと思います。
診療放射線技師になるという意識がより高まったように感じられる有意義な時間でした。
このほかにも、昨年9月に行われた中四国放射線技術フォーラムでの学生発表、あるいは学術誌への投稿に向けて現在執筆をしている学生がいるなど、今年度は研究活動や情報発信にも学生の意識が高かったように思います。
今後もこのような意識をさらに高めていただくことにより、当学科の活動をさらに充実させる原動力になることが期待されます。