11月9日に大学近隣の四国霊場を巡る「遍路ウォーク」が行われました。
このイベントは1年生が地域の文化についてより深く学ぶことを目的に、授業の一環として毎年行われています。
 
今年も志度寺、長尾時、および大窪寺の三ヶ寺を、バスおよび歩き遍路で巡拝しました。
写真は出発前の全体ミーティングの様子です。

 
この日は好天に恵まれて少し暑いくらいでしたが、当科の学生も晴れた秋空の下で合計約7kmを歩き通し、それぞれのお寺で納め札を納めるなど遍路文化の一端を体験しました。
最初に行った志度寺では、初めて遍路の拝礼を体験する学生も多く、周囲に拝礼の作法などを聞きながら合掌していました。

 
その後バスで少し移動した後、長尾寺まで約4.6kmの道を歩いて巡拝しました。
晴れて見通しもよく、秋のきれいな田園風景を眺めながらの行程でしたが、立冬を過ぎたというのにこの日は気温が高く、少し暑かったようです。
　

 
長尾寺での参拝の後、天体望遠鏡博物館の見学を兼ねて昼食をとり、大窪寺に向かいました。
この巡拝でも約2.6kmの遍路道を歩いて山門までたどり着きました。
坂道ではありますが、中には駆け上る学生もいて、先生たちからはさすがに若いとの声も上がっていたようです。
山門前ではみんなで記念写真を撮りました。
　
 
大窪寺の周りは特に紅葉が美しく、地域のニュースにも取り上げられていました。
この日はこのようなきれいな景色をずいぶん堪能し、さらに名物のうどんやソフトクリームをみんなで味わうなど仲間意識も深まったことと思います。
この日は地域文化の学習だけでなく、大いにリフレッシュができた一日となりました。