あさかわ よしのり
浅川 義範
Asakawa Yoshinori
教授/薬学部 薬学科
生年月 | 昭和16年8月 |
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所属 | 薬学部 薬学科 |
学位 | 理学博士(広島大学/1972.2) |
免許・資格 | |
専門分野 | 天然有機化学 植物化学 |
所属学会 | 日本薬学会 日本生薬学会 日本化学会 アジア植物化学協会 国際蘚苔類学会 日本蘚苔類学会 日本植物化学会 徳島生物学会等 |
担当授業科目 | 早期体験実習 薬学概論2 薬学英語(C1) 薬学英語(C2) 薬学基礎演習1 有機薬化学実習 医薬品化学 特別実習 薬化学特論I(大学院) |
現在の研究 | 1)蘚苔類の生物・化学多様性:二次代謝物の単離・構造決定・生物活性試験および同植物の化学系統分類、化学進化 2)動植物二次代謝産物および合成有機化合物の微生物変化による機能性化合物の創製 3)海洋微生物から新規抗生物質の探索および分子生物学的生合成研究 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0036123 |
学歴/経歴
学歴 | 広島大学大学院理学研究科博士課程修了 |
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主な職歴 | 広島大学理学部化学科助手、フランス、ルイ・パスツール大学博士研究員、同国科学研究所員、徳島文理大学薬学部助教授、同教授、生薬研究所長、薬学部長、薬学部学科長、徳島大学、富山大学、岡山大学、東京薬科大学等非常勤講師、ルブリン医科大学客員教授 |
業績
主な業績 | |
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主な学会 /社会活動等 |
アジア植物化学協会会長、日本蘚苔類学会会長、国際精油シンポジウム常任理事、香料・テルペン・精油化学に関する討論会(TEAC)幹事、国際雑誌Phytomedicine、Spectroscopy 編集委員長、国際雑誌Phytochemistry, Planta Medica, Flavour and Fragrance Journal, Current Contents of Phytochemistry, Phytochemistry Letters,Fitoterapia, Natural Product Research, Arkivoc, Natural Product Communication, Current Chemical Biology、Malaysian Journal of Sciences等理事、マラヤ大学、カラチ大学教授選考委員、蘚苔類研究編集委員,徳島市国際交流協会フランス語講師、38カ国にて基調講演、特別講演等、IUPAC天然物化学プレシンポ、国際植物会議シンポ、UNESCO地域ネットワークシンポ、オセアニア/日本天然物化学シンポ、国際精油シンポ/TEAC合同シンポ、日本生薬学会/日中韓生薬学合同シンポジウムの組織委員長、文部科学省「その道の達人」委員等. 国際植物化学賞、国際蘚苔類学学会賞、国際精油シンポ賞、国際Jack Cannonゴールドメダル賞、徳島新聞賞(科学部門)等受賞。 |
主な研究論文 /著書等 |
著書:
1) Comprehensive Natural Products II:Chemistry and Biology(Elsevier)2010.
2) Handbook of Essentail Oils (CRC) 2009.
3) Progress in the Chemistry of Organic Natural Products (Vol.42, 65) 1982,1995 (Springer),
4) 薬用食品の開発(シーエムシー)2007: 原著1)Komala I. Asakawa Y. et al. Phytchemsitry 71, 1387 (2010), Komala I. Asakawa Y et al. Nat. Prod. Commun. 5, 1375 ( 2010), Komala I. Asakawa Y. et al. Nat. Prod. Commun. 4, 1387 ( 2010), Ludwiczuk A, Asakawa Y. Tropical Biology 31, 33 ( 2010), Ludwiczuk, A, Asaskawa Y, et al. Nat. Prod. Commun. 4, 1387 ( 2009), Toyota M, Asakawa Y. et al. Chem. Pharm. Bull.57, 1015 (2009), AsakawaY. Curr. Pharm. Design. 14, 3067 ( 2008), Perry NB, Asakawa, Y. et al. J. Nat. Prod. 71, 258 ( 2008), Harinantenaina L, Asakawa et al, J. Nat. Prod. 71, 123 ( 2008), Socolosky C. Asakawa Y. et al. J. Ecol. Chem. 34, 539 (2008).1969年から原著560.著書27冊.総説20
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関連情報 |
講座・研究室
- 生薬研究所
- 私たちの研究所では、天然有機化合物(生物由来の有機化合物)を素材として様々な研究を行なっています。植物や菌類から精製した天然有機化合物の化学構造の解明や、それらの生物活性試験を行います。強い活性化合物または特異な化学構造を持つ化合物は新しい合成の手法を活用して合成しています。一方では、その様な有機化合物が植物や菌類の細胞内で、どの様な酵素で生合成されているのかを分子生物学的な視点から研究をおこなっています。更には、生合成経路の改変や生合成酵素を用いて、より強力な有用天然有機化合物の創生や、これを大量かつ安価に供給することを目指しています。