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地域課題の解決策を実践する上勝阿波晩茶づくり―持続可能な暮らしを考える学び―

公開日 2023年07月28日

報道関係者各位

令和5年8月1日(火)
地域課題の解決策を実践する上勝阿波晩茶づくり―持続可能な暮らしを考える学び―

徳島文理大学徳島キャンパス(徳島市山城町西浜傍示180 学長 田村禎通)では、人間生活学部人間生活学科の学生が、2022年度から上勝阿波晩茶の桶オーナー(主催:一般社団法人上勝阿波晩茶協会)として、晩茶づくりを行っています。今年度も8月1日(火)に下記の要領にて、阿波晩茶づくりを行います。

人間生活学科では、地域の課題に関心を持ち、その解決に向けて情報発信力や他者と協働する力を働かせ、地域社会の発展に貢献できる人材育成を目指し、必修科目で「コミュニティ・デザイン」(担当:池添純子)の授業を行っています。1年次は座学、2年次にはフィールドワークを全学生が経験し、3・4年次はゼミ活動で学びを深めます。今回の晩茶づくりは、授業の一環で行う活動の一部です。

 

毎年、2年生は6月ごろ上勝町へ訪問し、かみかつ茅葺き学校やゼロウェイストセンターにて、町内全域の取組みや実践を学びます。その学びを踏まえ、昨年度からは、地域課題解決の実践である上勝阿波晩茶づくりに取組んできました。昨年度は、自分達で作った晩茶を活かし、地域イベントでの試飲会による認知度向上や認知度調査、上勝阿波晩茶祭りへのボランティア参加等を行い、今年度も、晩茶づくりの後は、昨年度を発展させる活動を実践すべく予定しております。

 

※阿波晩茶は徳島県の山間部で作られる、ゆでて漬け込み乳酸菌発酵させた独特の風味のお茶。

古風な製茶技術を伝えているとして、日本の茶をめぐる食文化を考える上でも注目され、2021年3月には国の重要無形民俗文化財に登録されました。中でも上勝町産の茶葉を使い、町内で加工したものを「上勝阿波晩茶」と呼びます。  出典:(一社)上勝阿波晩茶協会HP

※重要無形民俗文化財:阿波晩茶の製造技術 https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/302/00001005

 

実施日

2023年8月1日(火)9:00~16:00

場所

上勝町生実字上野91-1  (一社)上勝阿波晩茶協会事務所
※9時前に上勝阿波晩茶協会へ集合した後、午前中は近隣の茶畑にて茶摘みを行います。午後は晩茶協会にて、茶葉の選別・茹でる・擦る・漬ける作業工程を実施します。

対象

徳島文理大学人間生活学部人間生活学科2年生・4年生

参加人数

学生13名、教員2名

お問い合わせ先

徳島文理大学 人間生活学部人間生活学科
准教授:池添 純子
TEL:088-602-8049(090-9044-0327)
徳島文理大学 広報企画官
戸川友美
TEL:088-602-8606