公開日 2019年05月18日
5月16日(木)、薬学部薬学科と保健福祉学部看護学科との連携講義が行われました。本講義は「多職種連携能力の養成」を目的とする、多職種との協働意識を持った医療人を育成するためのものです。学部・学科横断的な本学発の新しい教育システムの構築を目指しています。
まずは、講義内容と講義スタイルの説明です。1グループ8人程度に分かれて、Small group discussion (SGD) によるActive learning法を取り入れることで、能動的に学習することができます。
はじめにグループ内で自己紹介の時間を設けて、初対面の相手に自分のことをどのように伝えるのか、コミュニケーションの基本について学びます。
次に課題が与えられます。医療現場では、一人の患者様に対して様々な医療従事者が関わります。今回は、「チーム医療と求められる役割」をテーマに議論します。
個々の意見をまとめて、発表資料の作成に取り掛かります。
最後は、グループごとに発表を行います。厳しい質問も飛び交いますが、グループ内で助け合いながら答えを導き出します。
将来、薬剤師(看護師)としてチーム治療に携わる学生にとって、各々の医療従事者の立場で考える良い機会だったと思います。
臨床現場で活躍できる医療人を目指し、充実した大学生活を送ってください。