公開日 2024年12月02日
調理科学実験では、様々な食材の調理性に関する実験を行います。
今回は、寒天・ゼラチンに及ぼすたんぱく質分解酵素の影響を調べました。
まず、試料を作っていきます。
Aゼラチンのみ、Bゼラチン+キウイフルーツ生汁、Cゼラチン+キウイフルーツ加熱汁、D寒天のみ、E寒天+キウイフルーツ生汁の5種類です。
キウイフルーツはすり下ろし、布巾で搾り汁を準備します。
ゼラチン液は湯煎加熱、寒天液は直火加熱します。
ゼラチンは、高温(約70℃)になると固まりにくくなってしまうので、湯煎で溶かします。寒天は90℃以上でないと溶けないので、直接加熱します。
キウイ汁を入れ、それぞれ試料ができました。氷水で冷やし固めます。
ゼリーを型から抜き出しました。Bゼラチン+キウイ生汁の1つだけ固まっていませんね。
ゼラチンと寒天の主成分の違いで固まり方が異なりました。
なぜ違ったのでしょうか?キウイフルーツが大きな影響を与えたようですが...。
大学では、その特性について勉強します。
それぞれの特徴を観察した後、硬さや舌ざわりを比べます。
見た目は似たようなゼリーでも素材によって食感等変わってきます。好みもあるので、比べてみるとなかなか面白いですよ☆
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