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【授業紹介】臨床栄養学実習:飲み込む機能が低下している場合の支援を学ぶ②

公開日 2024年03月06日

嚥下障害に対する支援として、前回の水分への「とろみ」に続いて嚥下食を学びました。 嚥下食には、嚥下機能に応じた様々な食形態のレベルがあり、とろみと同様に学会等で分類されています。

誤嚥しやすい食品の形状や、飲み込みにくい食品の条件などを復習。 今回は、エバースマイルの「たけのこの土佐煮」と「きんびらごぼう」の2品を試食。どちらもムース状で歯がなくても飲み込める柔らかさです。

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電子レンジを使って温めます。手軽に利用できるのは市販品のメリット。デメリットは価格。

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料理の見た目や味、色、香り、飲み込みやすさ、舌触りなど確かめます。 口に入れたら歯を使わずに舌でつぶしてみて。そのまま飲み込める!ちゃんと筍やきんぴらごぼうの味!

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カタログで紹介されている種類の多さに驚き。含まれている栄養素もチェックします。 様々な病者用特殊食品がある…食で支援する栄養士を目指すなら知っておきたいこと。

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試食を終えた学生コメントより:「美味しい」、 「カタチもきれいで気を配っているのが分かる」、「これを手作りするのは大変かも」、「手作りもこのなめらかさを目指さなきゃ」 。

今回の学びで感じたことを活かして、食べることに支援が必要な方に寄り添える栄養士になってね。

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短期大学部 生活科学科 食物専攻