公開日 2016年06月08日
調理科学実験では、食品の扱い方と調理性に関する実験を行い、調理学の理解を深めます。
本日は、肉の調理性に関する実験で、ハンバーグステーキに用いられる副材料「タマネギ、パン粉、牛乳」の役割を理解します。
1. ハンバーグステーキの材料となる食材料を試料ごとに計量し、同じ回数こねる。
2. 各試料の形と厚さをそろえて成形する。
3. 加熱前の直径を測定する。
4. 同じ天板に並べて準備し、オーブンで加熱する。
5. 加熱後の状態。直径測定後、半分に切り中を確認する。
6. 実際に食べて官能検査を行った後、各班の結果を集計して検討する。結果を基に考察し、ノートにまとめて提出する。
調理に関わる内容についての実験を、午後の時間帯で行います。同じ内容を班ごとに実施することで、再現性のある結果が得られます。班における違いも、なぜこのようになったかを考察することで、さらに深く考えていきます。
普段、何気なく食べているハンバーグの具材に、このような意味があったのかを確認するための実験です。学生は、目で見て、実際に食べてみてその役割を確認し、理論をふまえて知識を得ています。