公開日 2015年11月24日
とくしまCOC教育・研究・社会貢献プログラムで、食物専攻2年生18名が11月21日(土)に勝浦町坂本にある『ふれあいの里さかもと』へ行ってきました。目的は、「徳島の郷土料理を他県の観光客に紹介し認知してもらう」ことと、「徳島の食文化の継承と地域の活性化」です。
まず、学生からさかもとスタッフへ徳島の郷土料理「ホウハン」「ちゃ米」を講習しました。
さかもとスタッフからは、勝浦町の「郷土食」を講習していただきました。普段とは違う環境で緊張をしていた学生も作業が進むにつれ、しっかりと説明し楽しい雰囲気で進める事ができました。また、ハスやハヤトウリ等初めて見る野菜の下ごしらえや、普段と違う里芋の調理方法も教えて頂きました。
勝浦町の「郷土食」+「ホウハン」「ちゃ米」
*煮物(里芋、大根、こんにゃくのピリ辛煮、ワラビの卵とじ、インゲン、 花形にんじん)
*ハスとハヤトウリの酢の物(ハヤトウリ、ハス、柿、焼き椎茸、きゅうり、にんじん、ゆず)
*天ぷら(野菜のかき揚げ、椎茸、干し柿、ゆず皮)
*みかんそうめん
*紫芋の羊羹
こんにゃく作りでは、作業工程によって混ぜ方を違えること、形成のコツを学びました。初めてのことが多く、また体力的にも大変であったと思いますが、学生らしい態度で真面目に取り組むことが出来ました。
後日「ふれあいの里さかもと」に宿泊した県外客に「ホウハン」「ちゃ米」を徳島郷土料理として提供していただく予定です。さかもとの皆様からは、若い人たちとの交流が新鮮であり、楽しい時間を過ごすことが出来たとお言葉を頂戴しました。