公開日 2013年08月05日
8月2日(金)と3日(土)の2日間、オープンキャンパスを実施しました。
商科では、「医事コンピュータを使って医療事務を知ろう。電子カルテってなに?」と題して、生駒恵子先生による模擬授業を行いました。
患者として病院に行くと、まず保険証や診察券を受付に提出します。その後、医師の先生に症状を説明して治療や投薬が行われます。診察が終了すると、支払をします。この一連の流れを、患者ではなく病院事務員の立場で見るとどうなるのか。どんな事務処理をして、どういう手順で医療費が計算されているのか、とても興味深い内容でした。
また、病院のIT化は想像以上に進んでいるようで、以前は紙に手書きが当たり前だったカルテが、今ではパソコン入力の「電子カルテ」になっているそうで、医師に代わってパソコン入力を行うメディカル・クラークが重要な役割を果たすことになります。
これまで手計算していた医療費はIT化の進展で自動化されています。でも、計算の仕組みは理解しておかなければならない重要なことであり、どれだけ自働化が進んでも基礎を勉強する必要性に何ら変わりはないようです。商科では医療系科目として7講座を用意しています。医療事務員、医療秘書として活躍できる力をつけましょう。