公開日 2025年06月27日
メディアデザイン学科の山城新吾先生が、徳島文理中学校で出張講義「防災について考えてみよう(5月30日)」「体験型避難シミュレーションゲームに挑戦しよう(6月20日)」を実施されました。
山城先生は教育メディア・教材制作の経験をもとに、防災教育の実践や教材制作にも取り組んでおられます。
2回の出張講義は、文理中学校の1年生全員が今年度取り組んでいる総合的な探求の時間の一環として行われました。
5月30日の授業「防災については考えてみよう」では、「防災力=想像力×行動力」をキーワードに、単に過去の災害や南海トラフ地震などこれから起こる災害のメカニズムや被害想定について学ぶだけでなく、それらが自分に起こった時にどうするかを想像して備えるための方法や、沖縄県を中心に大停電をもたらした2023年の夏の台風被害を例に、現在の備蓄や備えについて知ったり、家族に防災や備えを頼り切るのではなく、自分自身の備えとして見直す取り組みなどを行いました。
授業後に自分の備えについて何を見直したかについてのアンケートでは、次のようなキーワードが得られました。
ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/ )
青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞・形容動詞、灰色が感動詞
また6月20日の2回目の授業「体験型避難シミュレーションゲームに挑戦してみよう」では、地震の揺れでけがをしたらどれだけ避難行動が難しくなるかを、模擬ケガを設定しながら障害物のあるコースを避難することを通じて体験していただきました。
なお体験型避難シミュレーションゲームは、山城先生のグループが作成されたマニュアルに詳しく書かれております。またこのマニュアルを参考に、各自の責任において実施していただけます。
体験型避難シミュレーションゲームの実施後、「どのような対策が出来そうか」を生徒の皆さんに尋ねたアンケートからは、次のような結果が得られました。
ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/ )
徳島文理大学・地域連携型出張講義プログラムの一覧と申し込みはこちらのページです。
メディアデザイン学科からは
・防災について考えてみよう(No.71)
・【体験型】避難シミュレーションゲームに挑戦してみよう(No.72)
・【体験型】スマホで学ぶ写真撮影の基礎(No.73)
・【体験型】音声収録の基本(No.74)
の4講義を提供しております。ぜひご利用ください。