公開日 2025年04月14日
児童学科では、毎年春に「新入生セミナー」を実施しており,今年度は4月12日(土)に行いました。
このセミナーは、新しく入学した1年生が、大学での生活を円滑にスタートできるようにすることを目的としています。
また、地域に関心を持ち、地域から学ぶ姿勢を育てるとともに、安全意識を高めることも大切なテーマです。
セミナーには、1年生だけでなく、上級生の有志や教員も一緒に参加します。みんなで同じ体験を共有することで、新入生同士のつながりはもちろん、上級生や先生との距離もぐっと近くなります。
大学での学びを支える、温かく協力し合える人間関係づくりの第一歩です。
活動内容のひとつは、四国霊場の1番札所から3番札所までを徒歩で巡ることです。
歴史あるお遍路の道を歩くことで、地域の文化や自然に触れ、足を使って学ぶ体験の大切さを実感します。
さらに、世界の名画を陶板で再現したことで有名な「大塚国際美術館」も訪れます。文化芸術に直接触れる貴重な機会となり、感性を刺激されるひとときです。
こうした活動を通して、新入生たちは活き活きと行動し、自然と学生同士のつながりも深まりました。
また、大学の建学の精神である「自立協同」の意味についても、実体験を通して理解を深めることができました。
このように、児童学科の新入生セミナーは、学びの第一歩を地域とともに踏み出し、仲間と支え合いながら成長していく大切な時間です。