令和7年度公立学校教員採用試験では 養護教諭3名・高等学校家庭科教諭2名、合計5名が見事に現役合格しました!
第1弾として、高知県出身のNさんとMさんに合格までの道のりについてインタビューしました。
Q.いつ頃から教員採用試験の勉強をスタートしましたか?
A.
(Nさん)
2年生の後期に養護教諭の教員養成対策講座で資料をいただき、専門教養の勉強のきっかけをいただきました。
教職・一般教養など、本格的に教員採用試験の勉強を始めたのは、教育実習が終わった3年生の10月頃からです。
(Mさん)
3年生の後期から家庭科の教員養成対策講座を受講し、専門教養の勉強を中心にしました。
12月中旬にフードスペシャリスト試験があったので、本格的に勉強を始めたのはその後からです。
教育実習や出願手続きもあるので、複数のことを両立するのが大切だと思います。
Q.勉強方法を教えてください!
A.
(Nさん)
専門教養は「全国まるごと過去問題集」を何周か解いて、ある程度解けるようになったら大学図書館にある47都道府県の過去問題集を過去2年分ずつ解きました。
高知県の過去問題集ばかりを解いていても同じ問題が出るとは限らないので、全国の過去問を繰り返し解くことをオススメします。
私は朝型なので、10時~18時くらいまで大学の図書館で勉強しました。
大学の図書館は教員採用試験の資料がたくさん!
(Mさん)
私も専門教養の勉強方法はほぼ同じです。家庭科は第2次審査で被服と食物の実技試験があるので、実技試験対策もしました。
被服は手縫いやミシン縫いを使っての作品制作ですが、制限時間内に指示どおりにできるよう、時間を計りながら先生の研究室で繰り返し練習しました。
今年の実技試験は、被服が生地の裁断からミシンを使っての縫製、食物がけんちん汁づくりでした。日頃の自炊生活が食物の実技試験対策につながります。
自宅で調理するときも時間を決めて作るように心がけました。私は、朝はゆっくり自宅で過ごし、お昼くらいから閉館時間の20時まで大学の図書館で勉強しました。
実技試験対策は時間との闘い!何回もチャレンジ!
Q.面接対策はどうしましたか?
A.
(Nさん)
3年生の前期から大学が無料で実施している全学共通教育センターの面接講座を受講しました。
自分が考えて答えた内容に対して、先生が的確にアドバイスをくださり、修正できるので勉強になりました。
(Mさん)
家庭科は6月に教育実習があったので、面接練習を始めたのは7月からです。
地元の教職員組合が実施している第2次試験対策講座にも参加しました。
Q.息抜きなどはしていましたか?
A.
(Nさん)
日曜日は休むと決めて、ゴロゴロしたり友達と出かけたりして気分転換をしました。
アルバイトは飲食店で週1回~2回の日程でずっと続けています。第1次試験直前の5月はアルバイトを休みました。
アルバイトも息抜きになると思います。
(Mさん)
アルバイトは週1回、飲食店でやっていました。
大学が実施している台湾への研修に参加したり友達と遊びに行ったり、やりたいことはすべてやるようにしています。
友だちと遊ぶことは息抜きになります。
Q.最後に一言、後輩へのメッセージはありますか?
A.
(Nさん)
徳島文理大学は大学のサポート体制が充実しています。先生方にも相談しやすいので、周りを頼りながら自分なりの勉強方法を見つけて頑張って欲しいと思います。
(Mさん)
人間生活学科には同じ目標を持つ仲間がいます。模擬授業や面接などの二次試験対策は友達と一緒にしました。仲間と切磋琢磨できて良かったと思います。