公開日 2020年12月24日
2020年度和歌山県教員採用試験に中学校家庭科教諭として見事現役合格を果たした、人間生活学科4年生の篠崎真紀さんに、合格までの道のりについてインタビューしました!
今回は後編です。人間生活学科の魅力を中心にインタビューし、最後に後輩へのメッセージを頂きました。
※前編はこちらをクリック
当初は養護教諭希望から、家庭科教諭へ変更!
—篠崎さんの入学当初の希望は、養護教諭になることでしたよね?
はい。人間生活学科へは、養護教諭の免許が取りたくて入学しました。
ただ、高校も生活科学科だったので、高校で学んだ基礎知識を活かし、大学でさらに応用まで学べることにも魅力を感じていました。
当初、養護教諭になりたいと思っていた気持ちが、家庭科教諭になりたい!と明確に変化があったのは、2年生の頃です。
食物の授業を受けている時、たまたま試験の点数が良かったからか、担当の先生から「篠崎さんは家庭科の先生に向いているわね!」と声をかけて頂いたことがきっかけです。
自分でも、そう言われてみるとそうなのかなぁと思いはじめ、それからは、家庭科教諭を目指したいという気持ちに迷いはありませんでした。
—同じ学科で養護教諭と家庭科教諭のどちらも免許が取れることに、メリットはありましたか?
一番のメリットは、実際に養護と家庭科のどちらもの専門科目を学んでから、自分に合った進路を選択できることです!
人間生活学科では、教員免許以外にもたくさんの資格を取得できるので、高校生のころに思い描いていた将来の夢から、大学の授業を受けた後に、夢を変更する人もたくさんいます。
途中で目標が変わっても、1・2年生で受講していなかった授業を3年生や4年生になってから受講することもできますし、将来の夢に向かって、柔軟に対応できます。
実際に私も、1年生で受講していなかった家庭科の専門科目を、3年生で受講したものもあります!
また、進路に迷いがあるときには、学科の先生方が相談に乗ってくださるので安心です。
それと、複数科目の教員免許を取得できるため、教員免許を目指すクラスメイトが身近にたくさんいることもメリットです!
今年の家庭科教諭を目指していたメンバーは、比較的ゆっくりタイプが揃っていたのですが、養護教諭を目指していたメンバーが、しっかり時間を決めてスケジュールを組んでいる様子や、集団討論の練習をしている姿を見て、身が引き締まりました!
—人間生活学科の魅力は、どのようなところだと思いますか?
人間生活学科のいいところは、少人数なのでみんな仲良しなところと、先生とも距離が近くて仲が良いところです。
同じ学年だけではなく、先輩とも交流する機会があるので仲良くなります!
2年生のころ、養護教諭の専門科目の授業前に、当時の4年生で教員採用試験に合格した先輩が通りかかったので、「先輩の模擬授業を見てみたい!」とお願いしたところ、急きょ授業に取り入れてくださったことがありました。
自分より2つ上の先輩になると、こんなに素晴らしい模擬授業ができるようになるのか!と感激した記憶があります。
普段から知っている先輩だったので快く引き受けてくれ、少人数の学科だからこそのメリットだと思います。
また、人間生活学科は、入学時から4年間同じ担任の先生がいるので、何かあった時にもすぐに相談することができます。
私の担任は、ちょうど家庭科の授業を担当されている竹原先生でした。
家庭科教諭について、日ごろからの関係があったため、話を聞きやすかったです。本当に熱心に支えてくださったので、最後は「一生懸命支えてくれる先生のために、頑張らなくっちゃ‼」と思っていたほどでした。
竹原先生とツーショット
—最後にひとこと
徳島文理大学だったから、人間生活学科だったから、
15年間サッカーをしてきたから、誰にも負けないモットーがあったから、
一緒に頑張る友人がいたから、全力でサポートしてくれる先生方がいたから、
応援してくれる人がいたから、目の前のことから逃げず自分自身と向き合うことができたから、
どんなこともプラスに捉えることで見えてくるものがあります。
みなさんも「何か」誰にも譲れないものを見つけ、
目標に向かって全力で頑張ってください!!
まだ将来に悩んでいる子も大丈夫。
ひとまず参考書を買ってみる?先生や話せる友人、先輩と将来について真剣に語ってみる?
とにかく色々調べてみる?そんな小さな行動で必ず見えてくるものが広がってきます!!
この先、みなさんが思うなりたいものになれるよう、
徳島文理大学、人間生活学科は全力で応援してくれます!
私も来年からは卒業生として、みなさんを全力で応援します!!