公開日 2020年11月02日
児童学科3年生24名が、「理科教育法Ⅰ」の授業の一環として、
文理小学校6年生の理科授業を参観しました。
実際の授業を通して、理科の問題解決学習の進め方や実験の指導の仕方などを学び、
11月からの模擬授業の実践に生かします。
授業では、薄い塩酸に溶けて見えなくなった鉄やアルミニウムがどうなったのかを予想し、調べる実験をしました。
学生の感想(抜粋)
- 授業が始まる前、先生が「思考力を高める授業にし、
言語化させることに視点をおく」とおっしゃっていたので、
具体的にどういう取り組みをされるのかに注目して参観していました。 - 子どもたちが発言する際には「どうして」と必ず根拠を求めることで、
説明する力や理由を自分の頭の中で整理できる力を身に付けさせることができると感じました。 - 授業中は常に児童が学ぼうという姿勢を持ち続けており,
問いに対する発言や実験に積極的に取り組んでいました。
発問に対する児童の反応や実験での取り組み方などは自分が想像していたものより新鮮で,
やはり教育現場でしか味わえないものがあるなと感じました。 - 授業全体を通して、児童が主体的に学んでいた印象がとても強かったです。
- まず実験用具や椅子の配置、準備物まで子どもたち自身が用意するということに驚きました。
自分で考えて行動するということを意識しているのだと感じました。
また、ガスコンロや危険な実験の際は、全員でしっかり注意事項を確認して行っていくことが
子どもたちの意識づけにつながるのだと感じました。 - 板書は授業中黒板いっぱいに書くことばかり考えていましたが、
黒板も必要最低限の内容でとてもわかりやすく、とても勉強になりました。