TOKUSHIMA BUNRI UNIVERSITY TOKUSHIMA BUNRI UNIVERSITY

教員詳細

阪口 義彦
さかぐち よしひこ
阪口 義彦
Sakaguchi Yoshihiko
准教授/薬学部 薬学科
生年月 1973年7月
所属 薬学部 薬学科
学位 学士(薬学)(徳島文理大学/1997.3)
修士(薬学)(徳島文理大学/1999.3)
博士(医学)(岡山大学/2005.3)
免許・資格
専門分野 微生物学、分子生物学
所属学会 日本細菌学会、日本薬学会、日本薬学教育学会、トキシン(毒素)シンポジウム、
日本分子生物学会、日本ゲノム微生物学会、ファージ研究会、
ファージセラピー研究会、American Society for Microbiology、ClostPath
担当授業科目 微生物学講義・実習
現在の研究 細菌感染症の発症メカニズムの解明とその治療・予防法に関する研究
バクテリオファージを利用した細菌感染症の治療と原因菌の検出法の開発
ボツリヌス毒素遺伝子の伝播メカニズムの解明
リサーチマップ

学歴/経歴

学歴 徳島文理大学薬学部衛生薬学科卒業(1997.3)
徳島文理大学大学院薬学研究科修士課程修了(1999.3)
岡山大学大学院医学研究科博士課程修了(2005.3)
主な職歴 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病原細菌学助手(2005.4)
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病原細菌学助教(2007.4)
宮崎大学IR推進機構IRO特任助教(Principal investigator)(2010.2)
北里大学医学部微生物学助教(2015.1)
北里大学医学部微生物学講師(2016.4)
徳島文理大学薬学部微生物学准教授(2023.4)

業績

主な業績
主な学会
/社会活動等
① トキシン(毒素)シンポジウム、監査委員(2010.4)
② トキシン(毒素)シンポジウム、運営委員(2011.4)
③ 第18回北里微生物アカデミー研究集会、事務局(2015.4)
④ 第78回神奈川県感染症医学会、事務局(2015.4)
⑤ 学会開催補助金獲得(2018年日本細菌学会関東支部インターラボセミナー)(2018.4)
⑥ 学会主催者(2018年日本細菌学会関東支部インターラボセミナー、第7回ファージ研究会合同大会)(2018.8-9)
⑦ 学会オーガナイザー(第94回日本細菌学会総会)(2021.3)
主な研究論文
/著書等
① The genome sequence of Clostridium botulinum type C neurotoxin-converting phage and the molecular mechanisms of unstable lysogeny. PNAS , 102(48), 17472−17477, 2005.
② Bifurcated converging pathways for high Ca2+- and TGFb-induced inhibition of growth of normal human keratinocytes. PNAS , 102(39), 13921−13926, 2005.
③ Molecular analysis of an extrachromosomal element containing the C2 toxin gene discovered in Clostridium botulinum type C. J. Bacteriol. , 191(10), 3282−3291, 2009.
④ Tubulin homolog TubZ in a phage-encoded partition system. PNAS , 109(20), 7711−7716, 2012.
⑤ Analysis of a plasmid encoding botulinum neurotoxin type G gene in Clostridium argentinense . Anaerobe , 66, 102281, 2020.
⑥ Fecal microbiota transplantation as therapy for recurrent Clostridioides difficile infection is associated with amelioration of delirium and accompanied by changes in fecal microbiota and the metabolome. Anaerobe , 73, 102502, 2022.
⑦ Lysyl oxidase-like 4 exerts an atypical role in breast cancer progression that is dependent on the enzymatic activity that targets the cell-surface annexin A2. Front. Oncol. , in press.
関連情報

講座・研究室

微生物学研究室
身のまわりには多くの病原微生物が存在します。細菌やウイルスなどの病原体は体内に入って増殖し、様々な疾患を発症して人類の脅威となっています。
私たちのグループでは、感染すると組織が腐る壊疽や腸炎をおこす手ごわい菌で、まだ、治療法が確立されていないウエルシュ菌の病気の原因物質(毒素)の研究を行ない、この菌の感染症の解明を細胞や分子レベルで取り組んでいます。