公開日 2024年08月09日
8月5日(月)に国際会議場(21号館2階)で、地域と考える防災講座講座⑥「地方災害における災害ボランティアを考える」を開催しました。
今年1月1日に発生した能登半島地震を教訓に、被災者支援を実際に行った4名の講師をお招きして、基調講演とパネルディスカッションを行いました。4名の講師からはそれぞれの活動について具体的なお話を聞かせていただき、さらにパネルディスカッションでは、会場からも質問をいただくなど活発な意見交換ができました。本学の学生の他、他大学の学生や自治体職員、社会福祉協議会職員、防災士の方などおよそ70名の方にご参加いただきました。
また、参加者からは「平時からの連携がとても重要だと感じた」「自分も災害が起こった際ボランティアに参加したいと思っていたのでとても勉強になりました。また、自分の地域でも津波は来るので対策していきたいです」「パネルディスカッションでの講演を通じ、様々な先生方の意見をお伺いし、今後徳島での災害に備えることの大切さ、防災について勉強し学ぶ必要の大切さを身を持って感じることが出来ました」などの感想をいただくことができました。
〈基調講演〉「災害にも強い、支えあいのまちづくりを目指して」 山田信人氏(社会福祉協議会)
〈基調講演〉「能登半島地震の被災者支援活動と南海トラフ巨大地震の徳島県南部の被害想定」井若和久氏(一般社団法人さいわい)
〈パネルディスカッション〉 「事例報告:佛教大学の災害ボランティア活動について」水谷俊之氏(佛教大学)
〈パネルディスカッション〉 「事例報告:能登半島でのボランティア活動経験徳島JRAT活動」柳澤幸夫教授(徳島文理大学保健福祉学部理学療法学科)
〈パネルディスカッション〉
徳島文理大学・徳島文理大学短期大学部 地域連携センターでは今後もこうした講座を開催する予定にしていますので、ご期待ください。