公開日 2024年07月02日
徳島キャンパスでは、徳島市の魅力や課題を知りまちづくりを考えるきっかけをつくることを目的として、地域学スタートアップコースを実施しています。
6月24日(月)に徳島市万代中央ふ頭で行った同コースには、50名の学生が参加しかつては海上交通の拠点として栄えた倉庫群が、現在どのような使われ方をしているのかを学び、学生の視点でまちづくりの提案を行いました。
まず始めに万代ふ頭の倉庫街で活躍されている、アクアチッタ理事・事務局長 岡部 斗夢氏 / 内野設計事務所 内野 輝明氏 / +aswood 鎌田 耕志氏の3名の講師の方々から、万代中央ふ頭の歴史やまちづくり、コミュニティなどについてお話いただきました。
写真 最前列左側から、内野さん、岡部さん、鎌田さん
現在まちづくりを実践されている講師の方々からお話をいただいた後、グループに分かれて写真を撮りながら倉庫群を散策しました。
このエリアのいいトコロ、できそうなコト、あればいいともうモノについて、グループで話し合いを行いました。新しいイベントの提案や倉庫をリノベーションしただけなく廃材を利用した景観など、学生の視点で街の魅力について発表しました。
学生からは、「元々あるものを残しながら新しいものをつくりだす面白さ、楽しさや新しいことをやっていると出てくる課題や問題などを生の声で聞けてとても面白かったです。」「グループで考えた意見について3名の方が親身に答えてくださり嬉しかったです。また、自分たちの班だけでなく他の班の意見やそれに対する3名の方の意見がとても貴重だと思いました。これから先の万代ふ頭の進化が楽しみです。」などの感想が聞かれました。
今回のフィールドワークをきっかけに、学生自らがこのエリアのまちづくりに参加し、万代中央ふ頭がさらに賑わいを増していくことを願います。