5月27日(土)にアスティ徳島で開催された「第19回消費者まつり」に出展しました。消費者まつりは、徳島県とNPO法人徳島県消費者協会が毎年5月の消費者月間に合わせて行われるイベントで、消費者に対する教育・啓発等を図ることを目的としています。

　本学は、「あおさのりプロジェクト」の取り組みを紹介するブースを出展しました。あおさのりは地球温暖化の影響で加速度的に水揚げ量が減少しています。本学薬学部では、「徳島県産あおさのり」の復活を目指して、海水中のバクテリアに着目し、基礎研究からあおさのりの培養・栽培研究に取り組み、世界初となる通年陸上養殖に成功しました。あおさのりには多様な栄養素が豊富に含まれていることから、様々な食品への活用が期待されています。短期大学部生活科学科パティシエコースではあおさのりを使用した健康志向のサステナブルスイーツの開発に取り組んでいます。今回は、開発中のあおさ米粉サブレの試食・アンケート調査を行いました。

　当日は、後藤田徳島県知事をはじめ、多くの方から貴重な意見やアドバイスをいただくことができました。今後の商品開発に役立てていきたいと思います。  ありがとうございました。

徳島文理大学の出展プース

あおさのりの養殖技術について説明する薬学部の山本教授（右）

後藤田徳島県知事（右）に説明する岡部短期大学部長（右から2番目）

後藤田徳島県知事（右）と学生との記念撮影