公開日 2022年07月15日
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から地域学として行ってきた遍路ウォーク等を中止したため、学生が実際に地域を歩くことで地域に目を向けその魅力や課題を知る機会が失われました。地域学スタートアップコースは、遍路ウォークに代わって、徳島の魅力や課題を知り、まちづくりを考えるきっかけをつくることを目的として、令和3年度に引き続き今年度も開講いたしました。
第1回地域学スタートアップコースでは、かつては海外交通の拠点として栄えた倉庫群が現在どのような使われ方をしているのかを知り、まちづくりについて考えることを目的に開催し、37名の学生が参加しました。
万代ふ頭倉庫街にある「PenFork」さんで、万代ふ頭の倉庫街で活躍されている、アクアチッタ理事・事務局長 岡部 斗夢氏 / 内野設計事務所 内野輝明氏 / +aswood 鎌田 耕志氏 / 株式会社イルローザ代表取締役社長 岡田 圭祐氏に講師を務めて頂き、万代中央ふ頭のまちづくりのこれまでの経緯や大変だったこと、これからの思いなどをお話いただきました。
現在まちづくりを実践されている方々からのお話を聞いた後に、実際のエリアをグループに分かれて写真を撮りながら探索し、万代中央ふ頭の魅力や課題を考えました。
フィールドワークの後、グループ毎に、このエリアのいいと思ったところ、できそうなこと、あったらいいなと思うものを話し合いました。
最後に、自分たちで撮影した写真を提示しながらグループ発表を行いました。
今回のフィールドワークをきっかけに、学生自らがこのエリアのまちづくりに参加し、万代中央ふ頭がさらに賑わいを増していくことを願います。